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photophase Plus
3600万画素の解像度を誇るフォトフェーズプラスデジタルカメラバックは1000dpiでポジ出力すると5×7インチのポジフィルムで撮影した写真と遜色のない画像を作り出すことができる。
同様にダイコメッドデジタルカメラバックという4500万画素もの高解像度機種も存在する。
銀塩を越える高解像度は魅力だが、スキャナタイプは取り込みに時間がかかり大光量を必要とする。生産性は低いが画像品質は非常に高い。
HC-2000
130万画素のHC-2000は3CCDを装備し1ショットで通常の商品撮影には必要十分なサイズとクオリティの画像データを作り出すことが出来る。
照明光源もストロボを始め蛍光灯、タングステン、NMI、自然光、何にでも対応し従来の撮影スタイルの中に苦もなくとけ込める。
コンピュータ側でズーミング、ピント調整、絞り込み等カメラ操作を全てリモートコントロールできるのでデータの小ささと相まって生産性は極めて高い。
StudioCam
1600万画素で取り込む画像は1000dpiで4×5インチのサイズでポジカラー出力することが出来る。175線で印刷した場合余裕を持ってA4サイズをクリアーする。
レンズはニコンの1眼レフ用のレンズが全て使える。アダプタを替えることであおり効果を持ったレンズの使用も可能だ。
ミドルレンジのスキャナの替わりに1台持っていたら、生産性は別にして商品など立体物を含めたほとんどのデジタル入力作業がこの1台で済んでしまう。
Fotex F10
400万画素3ショットタイプが現在の業務用デジタルカメラの定番だ。
なかでも英語名Megavision T2のフォテックスF10はカメラバック内に三色分解フィルタと赤外カットフィルタを内蔵し、3ショットタイプとしては従来の光学系カメラとの相性が抜群によい。
アダプタを替えることでニコンの1眼レフ用のレンズを全て使うことが出来るのでワイド系レンズの選択に困ることもない。
DCS-465
ハッセルブラッド/マミヤRZ67/4×5ジナー用のカメラバックDCS-465は1ショットタイプで600万画素という高解像度。高速ストロボにも対応しているので1ショットでなければとれない瞬間写真や静物写真に威力を発揮する。
1ショットマトリックスフィルタタイプに固有の疑似カラーも最小限に押さえられていて12bit対応ドライバーの公表で見事に実用的な1ショットデジタルカメラとしてコマーシャルフォト分野に有効だ。
DCS-460
カメラ1体型高解像度デジタルカメラの1号機。600万画素の解像度は伊達ではない。35ミリフィルムに匹敵する情報量を記録することが出来る。
内蔵カード型ハードディスクも標準は170MBだが340MBタイプもあり記録枚数に不足はない。
問題はバッテリーの容量不足か?電池交換は不可能なのでACパワーパックの携行は必需だ。撮影途中でバッテリーが切れたら再充電しなければ使えない。
Sinar DCS-465
いかにもデジタルカメラらしいコンセプトのカメラだ。雲台を支点にボディ全体が自由に回転し自由な角度で固定できるのはデジタルデータの入力機として考えた場合は必須の機能だ。
ファインダー部にとりつけたVGAサイズの別CCDによる液晶ビューファインダーはピントまで確認することは難しいが、フレームミングのしやすさは液晶ビューカム並でデジタルカメラの必需品といえようか。
EOS DCS-1
DCS-460と同じ600万画素のCCDを利用してキヤノンのレンズが使えるようにEOS-1nのボディに組み込んだキヤノンとコダックのの共同開発製品。
DCSシリーズでは一番新しい機種だけに性能は優れている。EOS-1nの能力の高さとともに一眼レフカメラの使い勝手がそのまま生かされた、使いやすいデジタルカメラに仕上がっている。
営業写真館のポートレート撮影などにはぴったりだろう。
Leef DCB-2
世界で最も普及した業務用デジタルカメラ。3ショットタイプのため動くものはモノクロでしかとれないが14bitでのデータ出力やペルチェ素子を使った電子冷却によるダイナミックレンジの広さを含めて、得られる画像の美しさには定評がある。逆にレンズ前の邪魔な色分解フィルタや冷却による結露に不満がのこるか。1997年春にはLive DCBが登場、リアルタイムプレビューが可能になる(光学ファインダが不用になる)。
DS-505A/E2n
130万画素と画素数は少ないが素直な画像描写とフルオートの使いやすさ、低照度下での描写力に定評がある。
フジフイルムとニコンから型番を変えて発売されているがハードは同じものだ。
縮小光学系の内蔵によりニコンの1眼レフ用レンズの多くをその画角どおりに使うことが出来る。
スーパーワイド系の20ミリまでその画角で使用できる1眼レフタイプのデジタルカメラはこの機種だけだ。
新聞社や雑誌社の取材用に便利に使われている。速写性を向上した515タイプもある。
EOS DCS-3
130万画素と画素数の少ない割にサイズの大きいCCDを利用し画角の狭小化を1.7倍に押さえている。その分ファインダー視野も大きく使いやすくなっている。連写機能も充実し秒間2.7コマで12連写することが出来る。
24ミリレンズが40ミリ相当になってしまうが、500ミリレンズを850ミリレンズ相当として使うことが出来る。
スポーツ系では効果的なカメラで新聞・雑誌系でよく使われている。ボディがニコンで同タイプのCCDを使用したものはAP通信から報道向けに発売されている。
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